2017.04.15 津波戸山(杵築市、大分県) 霊場めぐりに栗林が登ってきましたので掲載します。
このコースの企画目的は、ハーネス、スリング、カラビナを利用しての岩場の通過、特に整備された鎖場を通過するには、もってこいのゲレンデです。
津波戸山
駐車場~3~40~津波戸山~西展望台~66~88~駐車場
・・・・・・歩行距離4.5km、行動時間約6時間、標高差計±449m・・・・・
駐車場にある案内板。登山口に向かいます、前方に津波戸山。
ここが登山口。海蔵寺跡看板に歴史が書かれています。
登山道脇にフタリスズカの群生。88番からの下山道、帰りに利用します。
3番に到着、いよいよここから岩場の通過です、ハーネスセットを装着します。
最初の岩登りは鎖利用せず三点確保しての上り練習。スミレ。岩場を登っていきます。
無明橋です、ここは危険なのでパス。岩場を登っていきます、後方岩場は帰りコース(66~88)。
展望の良い場所でヤッホー、後ろが津波戸山。鎖が無い場所はスリングセットして通過します。
鎖にカラビナを掛けて安全確保しての通過です。上からの写真、下からの写真、岩がオーバーハングになっているのでその通過の仕方を勉強します。
今度は脚力、腕力を利用して上ります。先ほどスリングをセットした場所を振り返る、モチロン、スリングは外してきました。
岩を登ったと思ったら今度はステップが滑る下り。その次は針の耳。
針の耳を抜けて回り込まないといけません、カラビナを掛けて安全確保して背を低くして頭を打たないようにしての通過です、モチロン、ステップを確認しての通過です。
今度は縦の鎖、クサリを握って脚力で上がっていきます。
途中にある33番(サンサン)石像。又、鎖にカラビナを掛けて通過します。
鎖には2本のカラビナセットで、支点を通過するには1本外して次の鎖へ、掛け終わったら後方のカラビナを外して前方の鎖へセット。いつでも安全を確保してのやり方が必要です。
ゴルジュに下りてきました。奥の院です、霊水があります。
ゴルジュを上がると稜線。山桜が咲いていました、ここにはナンジャモンジャもあります。
由布岳、鶴見と鹿鳴越連山の眺め。津波戸山山頂、先に西展望台へ向かいました。
西展望所、食事をしました、ここから八面山、御許山、雲ケ岳、宇佐平野、豊前海が望めます。津波戸山にて登頂写真、ハーネスを着けての勇姿。
奥の院に下りてきました。ゴルジュの下りは落石に十分注意して下らなければなりません。
岸壁にはイワタバコ。夫婦岩を通過して弘法大師へ向かいます。
ひっそりした場所に弘法大師像。ゴルジュを少し下ると夫婦杉。
夫婦杉そばが66番への登り口。岩が滑る場所、安全確保しての通過です。
66番の岩尾根に上がってきました。ヤセ尾根を通過します。
素晴らしい景観、地蔵にはお参りしての通過です。
88番に到着。ここの下山は鎖を利用せず、懸垂下降の練習をしながら降りることにしました。
・写真をクリックすると拡大できます。
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