12月2日~3日、サンサン山倶楽部ボランテイア&忘年登山は総勢46名の大所帯でした。
朝倉市は7月5日~6日にかけて発生した「九州北部豪雨」により、死者38名、行方不明者3名の人的被害を含めて甚大な被害をこうむりました。
土砂で押しつぶされた家屋や地滑りしたむき出しの山肌、土石が堆積した果樹園など無残な光景に言葉がありません。
現在懸命な復旧工事が行われていますが、まだ10年以上の年数がかかると言われています。
我々のボランテイアの場所は朝倉市黒川の梨園でした。梨園の床に1メートルほどの堆積した土石を除去する作業です。黒川復興プロジェクトの「かしわだ氏」から作業内容の説明を聞き作業準備を始めますが、ここからのサンサン山倶楽部のメンバーの作業の段どりは見事です。誰から支持されることなく自分ができる作業の道具(かご、スコップ、一輪運搬車、機械式運搬車(ユンボ))を運び、適当な場所を見つけて作業を開始しました。
作業内容は、昨年の熊本の時よりも重労働でした、特に梨園なので木を傷つけない、腰が伸ばせない・・・現実でしたが、誰一人不平不満を言う者はおらず、和気あいあいと楽しく作業をしていました。ただ、作業中「休憩」の指示があっても、一旦は手を止めますが、1~2分後には作業を開始していました。作業に集中する姿に「凄いパワー」だなと感心しましたが、メンバーの年齢を考えると気になりました。
この度、サンサン山倶楽部のボランテイアに参加して、わずか一日ですが自らの身体で奉仕することができて、復興、復旧に役立ててうれしく感じました。
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・写真、感想文提供は、TMさんでした、いつものことながらありがとうございます。感謝申し上げます。
・忘年登山は、12/12に掲載予定です。
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