2018.05.15~18 芦生の森ハイキングに悦子ガイドが行きましたので掲載します。芦生の森 :美山町を東西に流れる美山川の源流、美山町の北東にある、手つかずの天然林こそ、美山の豊かな水流と文化の源となる芦生の森です。植物や動物、昆虫などの生態が豊富で、大都市に近い低山地としては非常にめずらしい森林となっています。現在は京都大学芦生研究林として管理されています。
大自然を体感できる場所として多くのハイカーがこの芦生の森に訪れるようになりましたが、もともと多くの入山者を想定していない管理林であり、最近では様々な環境負荷が問題になっています。
豊かな自然を次の世代に繋げていくためにも、ルールを守ったハイキングをお願いいたします。
2日目 ブナの峠ハイキング
美山、茅葺の里巡り
植物観賞
いよいよブナの峠ハイキングです。現地では2名の専門ガイドさんがいろいろ説明をしてくれるので理解できます。
前半のブナノキ峠では、ブナの林に出会えます。後半の下谷林道ではトチの巨木が広がるトチノキ平や大カツラの巨木など、見どころが多いコースです。
(行程)文化村-芦生-ブナノキ峠(標高939m)…下谷林道…長治谷作業所-芦生-文化村
【歩行距離約7km、標高差約300m、歩行時間約5時間、バス乗車時間往復約2時間】
ブナの峠にて、記念撮影。
カツラ保存木。
サクラソウ。
河鹿荘にて、夕食風景。
3日目 上谷、杉尾峠コースハキング
上谷は、由良川が始まる最初の一滴が流れはじめる谷です。源流域にはブナやトチの巨木があり芦生の森の魅力を象徴しています。杉尾峠では日本海を眺望できることもあります。
(行程)文化村-芦生-長治谷作業所…上谷…杉尾峠(標高765m)-芦生-文化村
【歩行距離約4km、標高差約125m、歩行時間約4時間、バス乗車時間往復約3時間】
2日間、森から受ける恩恵、森のしくみ、輪廻転生、倒木更新、源流からの分水嶺など、大事にしないといけない自然を存分に学びました。
船から見る明石海峡、大橋。
・写真をクリックすると拡大できます。
コメントする