2018.07.14~07.16 ゆとりの仙丈ヶ岳3033mに秋山ガイドが登ってきましたので掲載します。
タイトルのように、ゆとりの企画なので初級者でも参加できます。
甲斐駒ケ岳山行との同時行動でしたが、「ゆとりの花の仙丈ヶ岳」のグループはその名前通り、ゆるやかな ペースで行動し、花や風景の写真を多く撮ること、疲れの少ない山行が出来ました。行程にゆとりがあるため、小さな高山植物もゆっくりと繰り返し撮影することが出来ました。
1日目の移動・・南アルプス林道バスでの1時間の移動も、バス運転手さんの自然解説、「鹿の穴」など説明もあり退屈せず、北沢峠に近つくにつれ涼しい風が窓から入ってきて、エアコンがいらない位の快適さでした。
仙丈と甲斐駒は若い方から年配までさまざまな登山者でいっぱいでした。「こもれび山荘」も若い方を対象に しているのか、オシャレな看板や内装になっていました。
1日目 南アルプス林道バスに乗って北沢峠へ向かいます。
宿泊のこもれび山荘の夕食風景、甲斐駒ケ岳組と同宿です。
2日目
2日目の仙丈へ向かう道も迷う分岐もなく、最初はダケカンバの樹林帯を通り 涼しい登山が出来ましたが, 稜線に出て、ハイマツの中を進むころには かなり気温が上がり,皆さん大汗と大飲水でした。また、後続のバスが到着したのか、引っ切り無しに登山者が登ってきて渋滞しましたが、私たちは余裕があるので 焦らずゆったりとした気持ちで小仙丈、仙丈ケ岳に登頂できました。
山荘~小仙丈ヶ岳~仙丈ケ岳~馬の背ヒュッテ
・・・・歩行距離5.6km、行動時間8時間、標高差計上1048m下446m・・・・
北沢峠にて、ストレッチ。こもれび山荘前にていざ出発。
途中、くっきりと 雪の傘がない富士山・北岳・間ノ岳も見えました。 また仙丈の山頂からは遠く北アルプ スの山々も見えました。槍の穂先、オベリスクも。写真で写しても、その大きさは伝わらず実際に見てみるものだと皆さん揃ってのお言葉でした。やはり行って、その場で見ないと写真では伝わりません。
甲斐駒ケ岳、後方に八ケ岳、甲武信ケ岳方面。
8合目、仙丈ヶ岳
多くの登山者が・・・・
仙丈ヶ岳山頂。登頂記念。
下山します。仙丈小屋にて一服。
仙丈カールと噴煙? 美味しい水が噴水していました。
仙丈小屋分岐から見えた「馬の背ヒュッテ」の屋根は小さく、ほんとにここ?と思いましたが、到着すると3階建ての小屋で、おいしいカレーと小屋の広場から 翌朝はご来光を見ることが出来ました。
馬の背ヒュッテの名物、夕食はカレー。
本日見られた花達。
3日目
馬の背ヒュッテ~薮沢小屋~大滝の頭~北沢峠
・・・・・歩行距離2.8km、行動時間3時間、標高差計下602m・・・・
*今回は雪渓の安全確認が出来たので薮沢小屋経由で大滝の頭へ出るコースで帰着。*雪渓の情報は馬の背ヒュッテのフェイスブック・HPで確認できるとの事 (この道を使ってスタッフが往復・歩荷しているので、情報は新しく確実) |
雪渓には穴が開いて、トラバースの道が崩れていましたが、う回路で安全に通過、その後 小さな浅い渡渉も数か所あり、2日目の稜線歩きから3日目は変化に富んだコースで皆さんも楽しく歩いて頂きました。
3日目は早く到着しましたが、北沢峠の周辺を散歩し、花を探しました。長衛小屋で百合の群生発見!その後、甲斐駒チームと合流し、バスと飛行機で帰福しました。
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