12/12(金)、全九州アルパインガイドクラブの救難救助訓練を野北の岩場で行いました。年2回行っております。今年は後半が12月にづれこみました。
最初は搬送の3手法です。○レインコートとザックの組み合わせ ○ザックのみ ○ロープのみです・・自分が保有している道具で、いかにすばやく負傷者を病院や安全な場所へ搬送できるかですが、レインコートは雨の時は使用できません。残るはザック、ロープのみでの搬送になりますが負傷者の体格で長さを調整するのが結構難しく苦労します ①②はレインコート使用しての搬送 ③ザックのみでの搬送 ④⑤ロープのみでの搬送、前後のスタイルです。次にゲレンデを写してのショートロープ、登山者を確保してマンツーマン、ガイド1名に数人のゲストで の山行の仕方です
⑥⑦岩壁をロープで確保して登らせる手法です。 ⑧⑨ ⑩ 道のりは長い、向こうのガケからこちらまで 、この後、岩壁の登下降をく 繰り返して、ショートロープは終了です。⑪⑫⑬次に滑落者の引き上げです。重くてなかなか上がりません、119、110のヘリなど飛べる時は早急に対応しながら現場での救助は続行しますが急がないと出血多量で死んでしまいます。 冷静、沈着さが求められます。
⑭滑落者発見 ⑮引き上げ ⑯訓練は無事に終了しました。訓練の時は仲間が多いので助かりますが、ひとりの場合は自分で全てやらなければならないわけですから大変です。平素から事故を起こさないようにするにはクライアントとの信頼関係や実力の把握が必要で、考えるだけでもゾットします。皆さん山行は何が起こるかわかりません、山行中は緊張感を持って歩きましょう。
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