冠岳は北薩の名峰、秦の始皇帝から命を受けて不老妙薬の草花を探しにきた徐福伝説があり西岳の西南に大きな銅像がある。人間権力など掌握して望むべきものが無くなれば死が1番恐ろしい、始皇帝もこの一人。当時はるかに遠い日本の地に不老長寿の草花を探しに探させるなんて、始皇帝といえども除福さんも 可愛そう。
1泊3座の3番目、今日は冠岳、芹ケ野登山口から登り始めた。途中は整備された林道から山道に入るが今回はウラジロに登山道を被され、倒木に道を塞がれチョット難儀、しかし林道出合で阿弥陀堂往復。一般登山者はここまで車。ここから少しの急登で西岳山頂。 上宮のある山頂は写真の通り気持ちがいい。南側斜面からの展望も開けて絶好の休憩ポイント、そして写真ポイント、冠岳の主峰だ。西岳から北方面に材木岳をめざすが材木が1夜の内に材木になったといういわれからこの地名。山頂は柱状節理の石柱が占めている。
写真は煙草神社方面へ下山してから振り返ったところ。こうしてみると良い景色、材木になった景色が見えないのが残念ですが・・これから進む岩場の下りから煙草神社への道は崩落。とりあえず岩場の通過が肝心、鎖、ロープもあるが慎重に下りたい。年をとると、何せ凸凹に足の神経が追いつかない現状があるから。
ここを下り、煙草神社への分岐であるが現在通行不可、夏の時期には岩タバコの可憐な花が咲く。(日本たばこ産業:JT頑張って修復を急げ)。ここを通過して急坂を樹木に捉まりながら下りると広く整備された林道にでる。これから冠神社まで林道歩きになる。
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