2020.08.01~04 剱岳と立山縦走に、浦一美ガイドと秋山ガイドが登ってきましたので掲載します。福岡空港~小松便の早朝直行便が、欠航して、代案が福岡~羽田~富山便で、お客様に代案を郵送。すると前日に、この便が欠航して、ANA便だけでなく福岡空港~羽田空港~JAL小松空港になってしまった。コロナの影響で航空会社も大変だか旅行する人もたいへんです。
小松空港=室堂剣山荘
・・・・・・歩行距離4km、行動時間4.3h、標高差計上493m下446m・・・・・・・
8/1 福岡空港7:00発==羽田空港8:40/9:30発==小松空港10:40着。羽田空港ではターミナルビルが違うので、全日空の係員の誘導で10分前に到着した。 金沢の天候は晴れ、白山方面は雲がかかっている。チャーターバスは高速に入る前にコンビニにより、富山へ向かう。立山インターで降り、立山有料道路経由、室堂に14:00に到着。例年だとごった返しているのだが、観光客の姿はほとんど無く、閑散としている。Go-Toキャンペーンを一つも感じない。14:20、上の広場から出発。曇り空だが晴れ間も覗いていて立山三山も美しく残雪は少ない。雷鳥荘に1部の荷物を預け、雷鳥沢へ。登山客は少なく感じたが、テントサイドには40~50張り有り、例年とは変わらない。いよいよ雷鳥坂の登りにかかる。17:00、御前小屋に到着。1名体調不良で遅れ始める。眼前に剱岳が姿を現す。18:00、剣山荘に到着、遅れた1名も20分後に到着。部屋は2名分を1人での使用、アクリル板も張っている。18:30、夕食。19:40、就寝。
2日目、剣山荘~前剣~タテバイ~剱岳~ヨコバイ~剣山荘
・・・・・距離3.6km、行動時間8.3時間、標高差計±536m・・・・・・・
8/2 4時、起床。天気は晴れ。鹿島槍と五竜岳が朝日で見事なシルエットになっている。朝弁を持ち、4:50出発。ライトは必要ない。剣沢小屋方面からも次々に登ってくる。5:20、一服劔に着く、ここで朝食。眼前には前劔が堂々と聳えている。初めての人には凄い威圧感だ。5:15、出発。上部の不安定なガレ場には鎖が張られている。ピークを巻いたところより、鉄の板が架かり、鎖のトラーバスに入る。平蔵の頭より平蔵のコルに来ると、眼前に「カニの立バイ」が立ちはだかる。前のパーティー7名が全員張り付いている。我々の順番となるが後ろを振り返ると、何と30人位の人が連なっている。先に行ってくれと言っても「いや結構です」という。立バイを超え、20分で感激の剱岳山頂に着く。風は微風で富士山まで見えている。9:30、下降開始。「カニの横這い」で順番待ち。ロープを固定し、順番に通過し、長い梯子を下る。前劔を越え、一服劔に来ると剣山荘が見えてやっと安ど感がやってくる。12:30、剣山荘に帰って来る。13:20、昼食はカレー。17:40、夕食、17:30、就寝。
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3日目 剣山荘別山大汝山雄山一の越雷鳥荘
・・・・・・歩行距離7.8km、行動時間8時間、標高差計上605m下755m・・・・・・
8/3 5:30、朝食。6:15、出発。天候は曇り。剱岳も別山も半分以上ガスの中である。剣沢小屋の石垣を眺めながら、テント場を過ぎて行く。一人用のテントでの女性がとても多い。 剱岳でも7割が若者である。みんなとても楽しんでいる。ガスの中の別山尾根に上がり、10分で山頂。風が強くなってきた。視界は20mくらい。真砂乗越を過ぎ、真砂岳の下を通過し、内蔵助氷河が少し見える。ガレ場の登りに喘ぎながら富士の折立は割愛し、立山最高峰の大汝(3015m)に上がる。20分で雄山神社、ここで昼食。下に広がる「御山谷」も氷河である。12:15、下山開始。途中よりガスが晴れてくる。12:55、一の越山荘に到着。 槍ヶ岳は見えない。よく整備された石道をゆっくりと下って行く。小雨が降り始めたが合羽を着るほどではない。雪渓を通過し、室堂山荘を経由し、13:50、雷鳥荘に到着。 夕方、社長の志鷹さんに会った。15年ぶりだが体調があまり優れないようだ。今年中に甥に社長を変わるという。温泉が素晴らしかったことは言うまでもない。
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4日目 雷鳥荘室堂=称名滝=小松空港
*最終日は、称名廊下を右手に見ながら一気にバスで下山、称名滝を見学に移動、滝のしぶきがシャワー状で 雨のような中を進んで記念撮影、近くで温泉+そば昼食、その後、小松空港から帰福しました。
*目的の剱岳では晴天に恵まれ、みなさん満足の剱岳・立山縦走でした。
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