2022.07.02~05 八幡平・岩手山・早池峰山に登ってきましたので掲載します。
初日は、福岡空港~花巻空港~八幡平のスケジュールです。
八幡平山頂P~八幡平~山頂P *日本百名山、花の百名山
・・・・歩行距離2.4km、行動時間1.2時間、標高差計±71m・・・・・・・
1日目・・・花巻空港到着時から晴れていたが、登山口の八幡平レストハウス付近はガスがでてきており肌寒いくらいだった。初日の移動後の行動としてはちょうどいいくらいの強度の登山で、花もいくつか楽しむことができた。鏡沼は凍結部分が多くさすがに九州との気候の差、気温差を感じる。宿泊先のホテルの夕食は時間内で あればいつでも入店可能なので、自分達の到着時間に応じてゆっくり食べることができた。
2日目 岩手山 *日本百名山、一等三角点
馬返登山口~8合目避難小屋~岩手山~ツルハシ分かれ~」焼走登山口
・・・・・歩行距離11.5km、行動時間9時間、標高差計+1415m-1470m・・・・・・
2日目・・・朝から好天に恵まれた絶好の登山日和となった。だが、気温が高くこまめな水分補給が必要になる。
前半は樹林帯の中で、時おり吹く風がありがたく感じるが長い登りが続くのでうまく休憩をとりつつ登る。
旧道、新道あるがこんな日は少しでも樹林帯の多い新道のほうがいいかもしれない。
展望が開ける7合目に来ると、8合目の避難小屋はもうすぐ。避難小屋の前で昼食。ここは水が豊富に出ていて
ゆっくりとくつろげる場所になっている。天気のいい日曜日とあって多くの登山客で賑わっていた。
山頂につながる道を登る登山者を見上げながら、少々歩きにくいガレ場を登ると火口縁に到着する。
山頂は沢山の人だったが、普段九州では見慣れないテントウムシやカメムシが大発生していて山頂の表示板など
にくっついていてちょっと異様な光景だった。焼走方面への下り、ツルハシ(分岐の形がツルハシに似ているから)から先はコマクサの大群落が続く。この手前くらいからシラネアオイも見られる。長い、長いくだりを経て 無事下山。暑い、暑い1日だった。
・・・・小田越登山口~早池峰山~小田越・・・・・
・・・・歩行距離5.1km、行動時間6.2時間、標高差計±723m・・・・・・・
遠野市・花巻市・宮古市の境に位置する。柳田国男の『遠野物語』にも登場する山で、山岳信仰や神話がいまも残る。日本地質学会によって「岩手県の岩石」として選定された蛇紋岩で形成され、“日本のエーデルワイス”と呼ばれるハヤチネウスユキソウやナンブトウウチソウなどの固有種が多いことで知られる。山頂の南側には国の特別天然記念物である森林植物群落が、北側には天然記念物であるアカエゾマツ自生南限地もあり、特有の植物構成を見せる山だ。こうした特性から、自然保護のため携帯トイレの使用が義務づけられていて、山頂トイレも携帯トイレ専用となっている。なお、一般登山者が不安なく登れるコースは小田越コースの1本で、最短の河原の坊コースは当分の間、通行止め。
3日目・・・この日は天気が不安定な予報。登山口の小田越で地元の方が登山の安全指導で駐在している。
登り始めは昨日と同じ暑い、暑い・・だったが4合目手前くらいから雷が鳴りだし一時土砂降りとなった。しかし、すぐに回復しまた日差しがでてきて雨具を脱ぐが、昨日のように気温は高くないようで風も涼しく感じる。
稜線手前の長いハシゴ場は思ったほど難しくないようだ。山頂は広く、登ってきた小田越の先に向かい側の
薬師岳の広い裾野が見える。5合目付近まで下山すると薬師岳方面から雷雲が近づいてきて東側の宮古市側から
もガスが湧いてきた。雷鳴とともにこの日2回目の雷雨に遭遇。今後は厳しそうで一刻も早く樹林帯へ
逃げこむ。土砂降りの中、ようやく小田越へ到着。運転手さんがしっかり暖房で車内を温めてくれていた。
宿泊の大和坊の女将さん、濡れた体のまま到着した我々を快く迎えてくださり感謝です。
最後の写真は、花巻で食べた、有名な「ミニワンコソバ」です。皆さん、美味しかったでしょう。
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