2013.02.11(土)~12(日)、深入山、恐羅漢山、雪山山行に行ってきましたので掲載します。
1日目、深入山(登山口~深入山~いこいの村)
・・・・・・・歩行距離5km、行動時間3時間、標高差計±357m・・・・・・

2/11 深入山

一週間前の積雪状況の情報と比べると若干積雪量は減っていたが、前日にも降雪があったということで30㎝∼50㎝程のツボ足にて移動した。入山が正午近い事もあり、雪の状態がかなり悪く腐っていたが、雪山のルートファインディングの考え方や実際に歩行して貰い貫入深の違いを楽しんでいただけたと思う。 天気にも恵まれ最高の景色を堪能して尻セードで遊びながら下山した。

2日目 恐羅漢山
・・・・・・登山口~恐羅漢山~旧羅漢山~恐羅漢山~登山口・・・・・・
    歩行距離8.1km、行動時間5時間、標高差計±680m

2/12 恐羅漢山

牛小屋登山口に到着時にトラブル発生。日曜日ということもありスキー客が多く、登山口にバスを駐車不可で迎えにも路駐が増えるため登って来れないということで急遽、下のロッジに下山場所が変更。ゲレンデ運営側からの指定ルートはゲレンデの端を下山するようにとのことでルート変更を余儀なくされた。

登りのコースは、雪道としてよく使われる大きめの沢を超えた尾根から登る。稜線までは、若干のトレースはあるもののスノーシューか下山時のものの為役に立たず、なかなかの体力を奪われた。しかし、この日も天気に恵まれ樹林帯の雪景色が非常に美しかった。旧羅漢山を含めたこのコースのピストンだと最短で5時間を要する。これが、牛小屋登山口を使った積雪期の最短ルートであるが、今回は特別にゲレンデを歩行して良いとのことで旧羅漢を含めて4時間で歩行できたのは良かった。但し、珍しいケースではあるが上級者用のゲレンデサイドをアイゼンで歩くという事は、かなりの傾斜がある箇所もありそれなりの歩行技術が必要で、急遽アイゼン歩行を教えながらの下山となった。ゲレンデを降りる際は、ピッケルが欲しいほどの箇所もあるので、担当ガイドはストックをピッケル代わりに使用する方法なども伝える必要がある。 特筆すべきは、簡易アイゼンのラチェット式を持たれている方のプラスチック部分が破損して応急処置が必要な方が2名おられた事。家で確認しても暖かいためプラスチック部分に柔軟性があり破損しないが、雪山では気温も低く経年劣化と併せて破損する恐れがあるので、担当ガイドは備えが必要である。

遠い?広島での雪山は天候に恵まれ、前日来の降雪などで雪山を楽しめました。皆さんお疲れさまでした。