2024.08.03~07 荒川三山と赤石岳に登ってきましたので掲載。

1日目 博多駅新幹線で静岡駅へ、ジャンボに乗り換えて、椹島ロッジへ、ここに宿泊

2日目 椹島ロッジ~清水平~蕨段~駒鳥池~千枚小屋
・・・・歩行距離8.1km、行動時間8.3h、標高差計上1475m下35m・・・・

2日目:椹島からキャンプ場の前を通って車道に出る。千枚尾根取り付きの登山口は平成30年に千枚大吊橋吊橋がかけられておりこれからのみんなを迎い入れてくれる。登り始めは急登が続くが小石下のピーク付近からなだらかな道。清水平の湧き水は冷たくておいしい。ここで昼食にする。駒鳥池の名前に惹かれて期待していたが水量が少なくなんともがっかりでした。千枚小屋まで天気が持ちこたえるかなと思っていたが最後の30分はどしゃぶりになってしまった。

3日目 千枚小屋~千枚岳~①悪沢岳~②中岳~荒川小屋
歩行距離5.7km、行動時間6.3h、標高差計上534m、下521m・・・・・
3日目:小屋より20分程で森林限界、視界が広がる。千枚岳・丸山・東岳から南アルプス全山が見渡せる。千枚岳から丸山への稜線アルミのはしごを下ったり岩場を登ったりと緊張感を強いられます。東岳からコルへの岩場の下りは滑落、落石等注意。午後の雷雨を避けるためできるだけ早めの行動をする。千枚岳で稜線に上がり 行く手の荒川岳も見え気持ちも昂ります。丸山~悪沢岳までは大岩の足場が良くない登りが続き思いのほか時間がかかる。悪沢岳山頂で同志社大のワンゲル部の若者に会い元気をもらう。中岳からトラバースの下り道を経て無事荒川小屋へ到着。到着後、しばらくして雨が降り始めうまく雨を避けることができました。

4日目 荒川小屋~小赤石岳~赤石岳~赤石小屋
・・・・・歩行距離6.7km、行動時間6.3h、標高差計上542m下607m・・・・
4日目: ちょっと遠い水場で水を補給して出発。トラバース道を大聖寺平まで歩きここから本格的な登りがスタート。登り切った所が3030mのピークで小赤石岳の肩と呼ばれる地点。そのすぐ先でライチョウの家族を見ることができました。全部で6羽くらい。赤石岳山頂からすぐ下に避難小屋が見えます。ここから赤石小屋分岐まで戻り小屋を目指します。岩場の急な下りでなかなか休憩できる場所もなく気が抜けないセクションです。分岐から約1時間下った所の砲台型休憩所で昼食。急な尾根がここだけ少し突き出ていて平な場所があります。(私たちの登山後すぐでしたが、ここ付近で転落事故のニュースがあった所です)富士見平までは登りも多くあり疲れが出るところですが、今日も何とか雨が降る前に小屋に到着できました。赤石岳避難小屋では18年間管理人を務める榎田さんのお話をし奥様からはハーモニカの聞かせてもらいました。高齢を理由に今季限りでの引退を決めたそうです。

5日目
赤石小屋~樺段~椹島ロッジ
歩行距離4.2km、行動時間4時間、標高差計下1338m・・・・・
5日目:大倉尾根下りの最初は石や根っ子が露出しておりスリップしないよう注意喚起しながら下る。やはり下りは景色がない為歩きが単調になってしまう。下山は「歩荷返し」「樺段」など目安になる場所はあるがやはり退屈な下りが長く多少飽きてくる。舗装路に出てほっとする。椹島では涼しい風の中、皆さんソフトクリームでリラックスタイムでした。登山口最後の鉄階段は安心してスリップ事故が多い。注意すること。椹島はリニア・トンネル工事の影響で工事宿舎建設・工事車両往来で混雑している。

その後、静岡駅に向かい、新幹線で帰福しました。