2017.08.28~9.01 4泊5日で幌尻岳(北海道、日本百名山)に斉藤ガイドが北海道、ポロシリ山岳会の荒田さんと登ってきましたので掲載します。
ポロ、シリ(大きな山)と言われる幌尻岳は北海道の背骨、日高山脈の最高峰、で奥深くなかなか登りずらい山です。
サンサン山倶楽部では、平取町からの渡渉コースではなく、新冠町から林道歩きで確実に登れる内容で実施しております。
1日目、福岡空港~新千歳~車~イドンナップ山荘(泊)
新冠(ニイカップ)林道ゲート~新冠林道~16km~イドンナップ山荘
無人小屋、寝具なし、水無し(飲料水、洗面水)、食事なしなのですべて用意していかなければならない。・・・・汚れていたので掃除が必要でした。
2日目、イドンナップ山荘・・・林道19km・・・新冠・ポロシリ山荘(泊)
・・・・・歩行距離19km、行動時間5.3時間、標高差計上350m・・・・
今日はあいにくの雨。
早朝、夕刻、林道に熊が現れるので、明るくなってから出発です。
北電ゲート、ザックをはづしてくぐって通過します。
ポロシリ山荘まで15kmの標識。いこい橋ゲート、回転式のゲートを抜けて通過しますが、太い人は大丈夫かな?
こんな風になっています。樹木に熊の爪あと、
ポロシリ山荘まで10kmの道標。熊対策で一緒に歩きます。
ポロシリ山荘まで5kmの道標。奥新冠ダム(あと2km)
雨あがり、ゆっくり休むことにしました。ポロシリ山荘が見えてきました。
ポロシリ山荘、無人小屋ですが宿泊許可が必要です。薪ストーブがありました。
3日目 新冠ポロシリ山荘・・・幌尻岳・・・・ポロシリ山荘(泊)
・・・・歩行距離8km、行動時間9.3時間、標高差計±1272m・・・・・
幸いにも本日は晴れ。登頂アタック日です。いざ出発。
迂回ルートは足場悪く、ロープが緩く注意が必要です。小さな沢を通過。
山道に入り。幌尻沢渡渉です、ご覧のように雨後は危険です。
高度をグングン稼がないといけません。
馬の背手前です、馬の背は左右がキレットなので要注意です。
中間点。
紅葉が始まっているのかな? 水場です。
大岩が見えてきました。お花畑です。
新冠ダムを下に見ながら登っていきます。大岩です、休憩ポイントです。
さらに山頂を目指します。山頂が近くなってきました。
登ってきたのを振り返る。あとひとふんばり。
新冠コース(振内・渡渉コース、この日事故がありました)分岐。すぐそこが山頂です。
幌尻岳(2053m、日本百名山)。山頂で登頂写真、1枚目は荒田ガイド。
2枚目は斉藤ガイド。下山します、振内コース分岐。
下山コースで滑落事故が多々発生している幌尻岳、新冠コース。
現地ガイドさんの勧めでストックはポロシリ山荘に置いてきました。
渡渉ポイントまで下りてきました。ポロシリ山荘まで無事に下山しました。
本日出会えた花達。
4日目、ポロシリ山荘・・・・・イドンナップ山荘~車~新冠温泉~苫小牧(泊)
・・・歩行距離19km、行動時間4.4時間、標高差計下350m・・・・・・
本日曇り、往路と同じ道をげざんです。
エゾリス。キタキツネ
小熊(小熊ですよ)の足跡。北電ゲートに無事に帰ってきました。
幌尻岳を無事に登山できました。
・寝袋、マット、携行食品、食器、行動食などなどいろいろ準備が大変ですが登
山ができて良かったですね~
・写真をクリックすると拡大できます。
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