2017.09.02~05 剱岳~立山縦走(富山県、日本百名山)に徳永ガイドが登ってきましたので掲載します。
岩と氷の殿堂と言われる剱岳は、これでもか、これでもかと言われるぐらい岩峰の上り下りが連続して、この踏破ができない人は登る資格がないことになります。ただ、点の記で映画化されてから鎖がしっかり設置されて、ハーネス、スリング、カラビナを利用して滑落しない手法で登れるので大分楽に登れることは確かです。
1日目 室堂~剣山荘(泊)
・・・・・歩行距離4.5km、行動時間3.3時間、標高差計上493m下446m・・・・
雷鳥沢を渡ります。別山乗越へのキツイ登りです。
剱御前小屋が間もなくです。剱御前小屋に到着。
小屋前で剱岳を望む、剱岳は恥ずかしそうに雲の中。小屋を後にして剣山荘を目指します。
剣山荘の道標。剣山荘はガスのなかです。
2日目 剣山荘~前剣~タテバイ~剱岳~ヨコバイ~剣山荘(泊)
・・・歩行距離3.6km、行動時間8時間、標高差計±536m・・・・・
剣山荘を出発。剱岳別山尾根の道標。
案内のように鎖が出てきました。全て鎖に頼らずに三点確保で通過します。
荒々しい剱岳。立山連峰、剣沢小屋を振り返る。
前剣岳2813m到着。岩場を通過して前進。
狭いハシゴを渡り、大岩をトラバースします、眼下は千尋の谷です。
今度は鎖を利用しながら下ります、鎖を握り、少し体を離すと足元が見れるので、その手法で下ります。
今度は登りです、足元(ステップ)確認してください。又、下りです。
また岩峰登り。トラバースです。
カニのタテバイの取付。ステップはピンが打ちこまれているので利用します。
動作にはカラビナなど利用して安全確保しての通過です。
山頂下へ上がってきました。剱岳2998m登頂記念。
下りはより慎重に進まないといけません。
とにかく落ちないこと、落ちたら残るのはヘルメット、ザックのみ?
カニノヨコバイ、取付が一苦労です。
ヨコバイ通過して今度はハシゴの下りです。
梯子を下ったら鎖の下り。岩場のトラバース。
岩場の通過、雷鳥がいても気を抜けません。
前剣まで引き返して、少しなだらかな下りです。
剣山荘を目指します。
3日目 剣山荘~別山~真砂岳~大汝山~雄山~雷鳥荘(泊)
・・・歩行距離8.9km、行動時間9時間、標高差計上659m下755m・・・
剣山荘の夜明け。朝の立山連峰
剱岳を背に出発です。剱御前小屋から剱岳。
剱御前小屋を出発。別山2874mにて登頂記念。
ダムの向こうに針ノ木岳蓮華岳。別山を下ります。
真砂岳2861m登頂記念。富士折立、大汝山二に続く稜線。
下界に室堂方面。登りになりました。
黒部ダムと後立山。遠く槍ケ岳。
富士折立2999m。大汝山3015m登頂記念。
大汝休憩所。さらに雄山を目指します。
雄山神社が見えてきました。雄山3003mに到着。
雄山~一の越山荘への下り。室堂乗越に下りてきました。
雷鳥荘への上り。雷鳥荘(本日の宿泊、温泉は24hは入れます)に到着
・写真をクリックすると拡大できます。
4日目 雷鳥荘~室堂に歩いて、称名の滝へ向かい見学、入浴、昼食して小松空港から福岡へ帰福しました。写真などは前号の「ゆっくり立山」で娯楽下さい。
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