2017.09.22~25 木曽駒ケ岳~宝剣岳~空木岳~越百山縦走(中央アルプス、長野県、日本百名山)に斉藤ガイドが登ってきましたので掲載します。
2600m以上の山、13座も縦走するタフなコースです。
同日出発で2017.09.22~24、「木曽駒ケ岳~宝剣岳~空木岳」の内容で原田ガイドが登ってきました。前後で空木岳まで行動しましたので掲載します。
1日目 ロープウエイ千畳敷駅~①中岳~②木曽駒ケ岳~宝剣山荘
・・・歩行距離2.6km、行動時間2.2時間、標高差計上383m下167m・・・・・
● ロープウェイで一気に千畳敷カールまで登る為に軽い高山病になる方が数名おられて初日の中岳~木曽駒ヶ岳登山は時間をかけてゆっくり歩いて高度順化させる方が良いと思います。
千畳敷を出発。神社にお参り、前方に宝剣岳、伊那前岳。千畳敷カールを登っていきます。
登山途中から振り返る。乗越浄土。
木曽駒ケ岳を目指します。1座目、中岳2925mに到着。
眼下に宝剣山荘。頂上小屋の向こうに木曽駒ケ岳。
花が有名な三ノ沢岳。木曽駒ケ岳に到着
2座目木曽駒ケ岳2956mと登頂写真。宿泊の宝剣山荘へ向けて下山します。
宝剣山荘、後は宝剣岳。人面岩?
宝剣山荘前。
2日目 宝剣山荘~③宝剣岳~④島田娘~⑤檜尾岳~⑥大滝山~⑦熊沢岳~⑧東川岳~木曽殿山荘
・・・・歩行距離7.4km、行動時間9時間、標高差計上271m下653m・・・・・
宝剣岳から仙涯嶺まではアップダウンが多く岩場、ザレ場(花崗岩が風化し小さい玉砂利状の小石が多く
登山道が傾斜しているところは滑り易くて危険であり、技術度は「4」にした方が良いと思います
登山道は宝剣から空木岳までは要所に赤のペイントで➡と×印のマークがあり道に迷う心配はないものの、
空木岳から仙涯嶺を超えるまでがペイントがほぼ消えており天気は良い時は登山道がかすかに確認できるが、
雨天時、ガスがかかっている時は登山道がわかりにくく、小さな沢が登山道に見えて道迷いの可能性大
悪天候時は十分注意が必要です。場合によっては登山を見合わせることも考える。
山荘を出発します。宝剣岳取付、岩場の通過です。 鎖がシッカリ設置されています。 雨の時は鎖が滑るし、岩が滑るので要注意です。三座目、宝剣岳2931m 登頂写真、越百山組 空木岳組の登頂記念。下山は尚危険 滑落したら一巻の終わり。 さらに岩場の上り。ピークを越えて。 岩場を越えて進みます。 中央アルプスは岩場の連続。三ノ沢岳分岐。 極楽平到着しました。登山道を整備していました、感謝申し上げます。 この一枚イイネ~。 次から次へ現れる岩場を通過していきます。 5座目、檜尾岳2728mにて登頂写真、4座目の道標がはっきりしていなくて、写真がありません。大滝山を目指します。 ここの岩場は手づかみが大変。 岩の割れ目につかまりトラバース、下でウオッチする原田ガイド。 次は段差が大きく掴みどころがないのでスリングを利用して引き上げる原田ガイド。 狭い所を通過します。7座目、熊沢岳2778m登頂写真。 8座目、東川岳2671m。登頂写真。 一気に下って木曽殿山荘へ。 本日の宿泊、木曽殿山荘。明日の空木岳。 木曽殿山荘のご主人には非常によくして頂きました。 本日見られた花や紅葉。 3日目 木戸殿山荘~⑨空木岳~⑩赤椰岳~⑪南駒ケ岳~⑫仙涯岳~⑬越百山~越百小屋 ・・・歩行距離6.9km、行動時間9時間、標高差計上540m下682m・・・・・ 空木岳への上り。 第一ピーク手前より御岳、乗鞍岳。第一ピーク。 さらに岩場を抜けていきます。 右の写真、良いアングルでしょう?後方は御岳。 岩場を乗り越え、空木岳に到着。 9座目、空木岳2864m。空木組、越百組、合同登頂写真。 空木組はここでお別れ、下山します。 赤椰岳を目指します。 10座目、赤椰岳2798m、登頂記念。避難小屋分岐、南駒ケ岳を目指す。 岩場を抜けて、11座目南駒ケ岳 2841m到着。 南駒ケ岳、登頂記念。仙涯嶺を目指します。 仙人が棲んでいるような断崖、絶壁下を通過。 12座目、仙涯嶺2734m、登頂記念。 越百山へ向かいます。歩いてきた山を振り返る。 13座目、越百山2613m到着。越百山登頂記念。 岩場から樹林帯に入りました。紅葉が始まっていました。 越百山荘到着。 小屋は小さいが非常に綺麗にされていて、食器、小屋の設備品もセンスが良くて、食事も豪華ではありませんが心のこもった料理 を頂きお客さ藻にも好評でした。ほとんどの方が完食されました。管理人伊藤さん夫婦大変よくしていただき感謝しています。 色んな事も親切に教えて頂きました。WC 2箇所 寝床は食堂の下で11名宿泊可能。ザックは小屋の隣の(昔の避難木屋)にありザック置き場と着替えに使用できる 小屋の宿泊MAX定員は15名のみ。食堂・寝室には17:00までは入れず、小屋の隣(昔の(避難木屋)又は外のベンチで時間を過ごす。 |
寝室はシュラフと毛布、枕あり20時まではストーブに火をつけて頂く。寝室にペットボトルを持ち込み可能(事前確認したほうが良い。寝床には貴重品とヘッドライト以外持ち込み禁止。 小屋内のみならず全山禁煙です。
4日目 越百小屋~福栃平~今朝沢登山口
・・・・歩行距離5.7km、行動時間3.3時間、標高差計下1252m・・・・
登山口のケサ沢までの林道が崖崩れで通行止めの時があり、コスモ小屋のご主人がケサ沢まで車で来られ ケサ沢に駐車しているために事前に越百小屋のご主人の携帯に電話し確認する方が良いと思います。 |
越百小屋ではDOCOMOは圏内です。
伊藤夫妻を囲んで越百山荘前にて記念写真。下山道から御岳、乗鞍岳。
水場
やせ馬の背。下のコル。
堰を通過。福栃平に下りてきました。
福栃平の道標。越百山荘のマイカー。
今朝沢の登山口に無事に下山しました。
・写真をクリックすると拡大できます。
・写真提供に協力いただいたMKさん、ありがとうございました。
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