2023.03.05 旧九州百名山、三ノ岳~二ノ岳(一等三角点)、金峰山に登ってきましたので掲載します。
三ノ岳~二ノ岳縦走、ルートは登山口~三岳観音社~三ノ岳~二ノ岳~野出下山口
・・・・・歩行距離4km、行動時間3時間、標高差計+285m-465m・・・・・・


三ノ岳~二ノ岳は気持ちのいい縦走路で、特に三ノ岳は眺望にも恵まれていて、 少し霞んではいましたが遠くに
雲仙も見渡せました。三ノ岳を後にし次に目指すは二ノ岳。実は今回登る山々では一番高い標高となります(685m)、三ノ岳は(682m)、二ノ岳山頂で昼食タイム。ポカポカの陽光にも恵まれ気持いのいい時間を過ごしました。食事を終えゆっくりとした登山道を下山。次に金峰山を目指します。

バスで少し移動。金峰山(北登山口~仁王像~金峰山~さるすべり登山道)
・・・・・歩行距離4.7km、行動時間2時間、標高差計+378m-272m・・・・・

バスにて「峠の茶屋公園」を経由し北側に位置する北回り登山口から入山。こちらは南に位置する金峰山神社鳥居のある登山口ほど利用されてはいないようですが、よく整備されていて気持ちよく歩くことができます。順調に標高を稼ぎ金峰山山頂に到着。展望所ではほぼ熊本市街を一望でき、さすが「東の阿蘇・西の金峰山」と称され熊本市民に親しまれている山だと納得しました。山頂の神社で皆さん登山の安全など思い思いのお願い事をした後に下山。下山路は「さるすべり」といわれる岩がゴロゴロとした急斜面を選択。登 山終盤にてなかなかにスリリングな展開となりました。天気にも恵まれ本当に気持ちのいい山行になりました。

夏目漱石の作品である「草枕」のモデルとなった地であり、「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。」
という一文から始まり、「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地 を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」と続く冒頭部分が特に有名。

草枕温泉に入り、帰途につきました。