2020.10.24~27 熊野古道・小辺路と熊野三山に阿南ガイドが登ってきましたので掲載します。

最初に小辺路を掲載しましょう。


柳本橋~果無集落~観音堂~果無峠(果無山)~三十町石~八木尾~道の駅本宮
・・・・・・・歩行距離12.2km、行動時間7時間、標高差計上903m下994m・・・・・・・
今回、新設コースと言う事もあり手探りの部分もありましたが脱落者もなくコースを歩く事が出来ました。 登山口より果無集落は初めから距離で1,400m高低差120mペース配分を注意しながら登る。 登り口にもよるが櫟砂古バス停より果無集落を目指すと西国三十三観音をすべて見る事が出来る。 今回は行かなかったが西国三十三観音1番(旧八木尾集会所庭)にいき30ヶ所を見て回るのも良いかもしれない 歩行距離は約14kmだが峠までは850m登らないといけない為、体力的にはかなり必要 次回から「柳本橋」から「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」まででよいと思われる。 熊野本宮は朝8時から午後5時までが参拝時間になっている為。


熊野大社


◆熊野大社: 本殿へと続く158段の石段の両脇には幟がなびき、生い茂る杉木立が悠久の歴史を感じさせます。神門をくぐると檜皮葺の立派な社殿が姿をあらわします。 向かって左手の社殿が夫須美大神(ふすみのおおかみ)・速玉大神(はやたまのおおかみ)の両神。中央は主神の家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)。そして右手は天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られており、交通安全、大漁満足、家庭円満、夫婦和合、長寿の神として人々を迎え入れてきました。かつては、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありましたが、明治22年の洪水で多くが流出し、流出を免れた上四社3棟を明治24年(1891)に現在地に移築・遷座しました

熊野三山




1日目は「熊野大社」2日目は「速玉大社」「那智大社」を巡ります。  熊野は昔から「蘇りの地」とされ熊野から出るころには再生を果たすといわれています。  前世の罪を速玉が鎮め現世の縁を那智が結び、本宮は来世を救済するといわれ三山を巡るれば  「過去、現在、未来の安寧を得る」これが熊野三山のご利益と考えられたのです。  熊野の神は上皇から庶民まで多くの人の信仰を集め「熊野古道」は人々の足跡が残る祈りの道です。
◆速玉大社、熊野三山の一角をなす新宮市の大社 熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社。神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を勧進するため、景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられています。主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神。境内には天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木があります。


◆那智大滝(一の滝) 高さ・水量ともに日本一。麗しき白神に自然への畏敬を思い出します。 熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから人々の畏敬を集めてきた那智の滝は、「一の滝」とも呼ばれ日本三大名瀑の一つです。 落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑で、熊野の山塊、その奥方より流れ落ちる姿は圧巻で、大晦日にはライトアップも行われます。 銚子口の岩盤に切れ目があって、三筋に分かれて流れ落ちるところから、「三筋の滝」ともよばれています。 毎年7月9日と12月27日には、古来からの神事にのっとり、神社(飛瀧神社)の御神体としてこの滝を崇め、「御滝注連縄張替行事」が行われます。 かつて、諸国から那智の滝に詣でる人々は、写経を経筒に入れ、お滝入口の大鳥居をくぐり左側にある「那智経塚」に、写経を納めました。
◆那智山青岸渡寺は、一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、永延2年(988)に御幸され、西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされ、多くの信者や参詣者が全国から訪れています。如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われています。 如意輪観世音を祀る本堂は、天正18年(1590)に豊臣秀吉が再建したもので、桃山時代の特徴を色濃く残しており、2004年7月には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。本堂後方には、那智の滝との調和が美しい朱色の三重の塔がそびえ立っており、必見のフォトスポットとなっています。 ◆熊野那智大社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社。熊野三山の一つ。熊野夫須美大神を主祭神とする。かつては那智神社、熊野夫須美神社、熊野那智神社などと名乗っていた。また、熊野十二所権現や十三所権現、那智山権現ともいう。 熊野那智大社の社殿および境内地は、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部。
◆日本三大古道の一つ、熊野古道を通る大門坂は、熊野詣で栄えた当時の面影を特に美しく残しており、聖地「那智山」へと全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続きます。 古の関所跡や霊場への入り口といわれた「振ヶ瀬橋(ふりがせばし)」、登り口にそびえる樹齢約800年の「夫婦杉」などが、参詣者を出迎えます。 かつて坂の到着地点に大きな門があったことから、「大門坂」と呼ばれています。 古来より、多くの参詣者たちを受け入れてきた熊野古道。 大門坂は、その面影をもっとも色濃く今に残している場所です。 ※日本三大古道=奥野細道(東北~中部)・中仙道(信州~中部)・熊野古道

今回は時間があったので串本町の橋杭岩を観光 たまたま干潮の時間だったため海に降りて観光が出来た。 少し足を延ばせば本州最南端の潮岬も観光に入れる事が出来るのではないか。